ご主人がみたけ育ちの髙屋さんファミリー
家族構成
祖父様、祖母様、ご主人、奥様、お子様2人
ゆったりとした時間が流れる田舎の3世帯同居で
子どもたちが得られる心の豊かさはかけがえのないもの。
大学時代にひとり暮らしを経験し、再認識したみたけの魅力。
ご家族の“みたけ暮らし”歴を教えてください
私は姉と妹にはさまれた長男として生まれ、幼い頃から「お前がこの家を継ぐんだぞ」と言われて育ちました。ご近所付き合いや、祭りなどの行事を大切にする両親と祖父母の姿を間近で見てきたこともあり、自然と「家族を守る」「みたけを守る」意識が身に付いたように思います。そのことをより強く認識したのが、新潟市でひとり暮らしをしていた大学時代。緑の山並みや川の景色、道ですれ違えば誰もが挨拶を交わすようなあたたかさ、何でも話せる幼なじみ…すべてが懐かしく感じられ、御嵩町の良さを再認識したのです。美しい海景色を望み、おいしい食べ物がたくさんある新潟もいいところだけれど、やっぱり私はみたけで暮らしたい。そう思い、卒業後は実家から通勤できる会社に就職しました。
妻とは共通の友人を介して知り合い、結婚。長男が誕生したのを機に、実家で両親との同居を始めました。川辺町生まれの彼女にとって、御嵩町は「知っているようで知らない近隣のまち」ですし、何しろ完全同居。引っ越してきた当初は戸惑いが多々あったかもしれません。でも、ママさん友だちや、保育士の資格と小学校の教員免許を生かした仕事にも恵まれ、今ではすっかり「髙屋さんちの元気ママ」として、地元にとけこんでいるようです(笑)。(ご主人)
両親のサポートで子育てと仕事を両立。3世代同居のにぎやかな毎日。
現在の暮らし
我が家は完全同居の3世代6人暮らしですが、私たち夫婦は共働きということもあり、特に子育てや家事の面で両親に大いに助けてもらっています。安心して仕事に打ち込めますし、子どもたちが日々たくさんのことをおじいちゃん、おばあちゃんから教われるのもありがたいですね。とりわけ長男は大のおじいちゃん子。学校から帰ってくると、毎日のようにキャッチボールやなわとびを一緒にしています。
私はひとりっ子の核家族家庭で育ったので、きょうだいやおじいちゃん、おばあちゃんがいて、いつも家の中がにぎやかな家庭に憧れがありました。もちろん、両親との同居はいろいろなことが「あうん」の呼吸でできるようになるまで、落ち込んだり悩んだりすることが全くないとは言えません。でも実はそれって、お互いさまなんですよね。私は懐の深い両親に温かく見守られながら、少しずつ高屋家の人間になってきた、そんな気がします。そして今、家族みんなが笑顔で暮らせることは本当にうれしく、あらためてこの家に嫁いで幸せだったなあと思います。(奥様)
自然の良さとまちの良さ、どちらも満喫できる場所。
みたけのいいところを教えてください
御嵩町は山々に囲まれた田舎ですが、スーパーや病院、学校、公園など、生活に欠かせない施設は町内にほぼ揃っています。さらに名鉄広見線が走っているので、名古屋などの都会にもアクセスしやすい。自然の良さとまちの良さ、どちらも満喫できる場所なんですね。
行政の子育て支援が充実しているのも魅力です。医療費は中学生まで無料(※一定の基準を満たした場合)ですし、保育園の待機児童はゼロ。子どもの年齢に応じた親子教室のほかに、子育て支援センターや図書館などで親子向けイベントが頻繁に開かれるのもありがたいですね。みたけに来たばかりの頃は、知り合いもいなくて寂しさを感じることもありましたが、子育てを通じてたくさんの友だちやつながりができた今は、このまちが私の第二のふるさとになりました。(奥様)
御嵩町は、移住という視点で見ても“ちょうどいい”ところ。
みたけ暮らしを考えている方へのメッセージ
地元の方以外は「岐阜県御嵩町」と聞いても、なかなかピンとこないのではないでしょうか。でも、田舎すぎず、子育てもしやすいみたけは、移住という視点で見ても“ちょうどいい”ところ。実際、町が移住・定住政策に積極的に取り組んでいることもあって近年、他地域から移り住む方が少しずつ増えているそうです。愛着のあるこのまちに、自分たちと同じ世代が増えていくのはとてもうれしいこと。今後は、進学や就職を機に町外へ出た方のUターンも増えていくといいですね。かつての私のように、しばらくぶりに帰ってくると「やっぱりみたけはいいなあ、落ち着くなあ」と思う方、きっとたくさんいるはずです。(ご主人)
※情報は2016年3月公開時のものです。